京都には、色々な「物日(もんび)菓子」と言われる
季節のお菓子がありますんぇ。
それらのお菓子には
それぞれの"いわれ/慣習"があります。
ご参考までにしておくれやす。

年間行事に ちなんだ「 京の季節菓子」
行事
ちなんだ生菓子
いわれ/ 慣習
1月 
1日〜3日
お正月
新年菓子
・その年の干支のお菓子や松竹梅、鶴亀
 などのお菓子で新年を祝います。
2月 
 3日
節分
3月 
 3日
桃の節句
(お雛さん)
おひな菓子
・女の子の節句にちなみ、はまぐりや
 引契(ひちぎり)、お雛さんのお菓子で
 女の子の成長を祝うものです
3月 
20日
(春分の日)
お彼岸の仲日
(おはぎ)
ぼた餅
・関西では主に「おはぎ」、関東では主に
 「ぼた餅」と近年言われてますが、
・本来小豆の粒を春は「ぼたんの花」に似せて
 「ぼた餅」、秋には「萩の花」に似せて
 「おはぎ」と 呼び、
 他に夏や冬にもそんな呼び名があり、
 同じものを呼び名を変えて、春夏秋冬
 楽しんだと言われてます。
4月 
 8日
花まつり
5月 
 5日
端午の節句
(子供の日)
(ちまき)
柏餅
・粽は男の子、柏餅は女の子を表わし、
 お産が大変だった時代に、強く逞しくと
 子供の成長を祝うものです
6月 
30日
夏越しの祓い
(
なごしのはらい)
水無月
(みなづき)
・京都の周辺には、昔 冬にを保存した
 氷室(ひむろ)と言われる所があり、
 夏にそのを宮中へ献上されました。
・6月30日の夏越しの祓いには、庶民は
 三角の氷の形に模擬し、魔除の小豆をのせた
 お菓子「水無月」を食べ 、暑い夏を
 無事に過ごす慣習があります。
7月 
平年は
20日
うるう年は
19日
土用の入り
あんころ餅
(土用餅)
・夏真っ盛りに食欲が進まない時、夏ばて
 を防ごうと あえて甘い「あんころ餅」を
 この土用の入りに食べます。
8月 
16日
お盆/大文字
9月 
23日
(秋分の日)
お彼岸の仲日
おはぎ
(上記 春と同じ)
9月〜 
10月 

平成22年
お月見
十五夜
9月 22日



十三夜
10月20日
十五夜
仲秋の名月

「芋名月」



十三夜
「豆名月」
「栗名月」
月見だんご
・旧歴/太陰歴では、七、八九月が秋で
 その八月十五日が仲日に当り
 その仲秋の満月に お月見として名月を
 観賞されてます。
・この時期に収穫されます里芋を三方にのせ
 お供えした事から「芋名月」とも言われ、
 京都のお月見団子はこの里芋を形取り、
 餡を雲に似せてます。【詳細はこちら

・又、旧太陰暦の九月十三日の満月は、
 後(のち)の名月「十三夜」で、
 同じくこの時期に 収穫されます豆や栗などを
 お供えするところから「豆名月」「栗名月」とも
 言われてます。
11月
15日
七五三
12月
大晦日
おせち菓子
新年菓子
(上記 お正月に同じ)

この"いわれ"に就きましては
このHP制作者(当主)が、30年余りのお菓子造りと京菓子界のお世話をさせて頂いた中で
ご長老方や諸先輩方に お聞きしたお話しや 資料を元にお伝え致しております。
不備な点は ご容赦くださいませ。